直営工場について
目次
直営工場で作る
1946年、サイボクは小さな牧場としてスタートしました。美味しいお肉を作るために原種豚・種豚・肉豚の育種と生産を行う、豚肉の原点を集めた小さな牧場には、大きな夢がありました。
「自分たちで育てた豚を、自分たちの手でお客様に届けたい。」その夢を実現するために、サイボクは豚肉の完全一貫経営(原種豚→種豚→肉豚→加工→直販→レストランまでを自社で行う。)を目指しました。
1979年に本店ミートショップ直結型のハム工場を建設。2019年には、新たに本店隣接のサイボク直営工場が竣工しました。最新鋭の工場設備によって、より高度な衛生管理が行えるようになり、高品質な製品を丁寧に製造しています。
サイボクのハム・ソーセージはすべて、この直営工場で作られます。素材の品質を見極め、お肉本来の旨みを存分に引き出しながら丁寧に作りあげています。
直営工場で作られた製品は、すぐに隣接のサイボク本店ミートショップに並べられます。ご来店いただいたお客様に、できたての新鮮で美味しい製品を手に取っていただくことができるのは、一貫体制のサイボクならでは。
また、お召し上がりいただいたお客様からの声を、作り手の工場へすぐにフィードバックさせていただくことで、より良い製品作りのために役立てています。
本場ドイツ製の機械を使用
サイボク直営工場では、ハム・ソーセージ等の加工品を作るために本場ドイツ製の機械を使用しています。
マッサージをしながら豚肉に味をしみこませるタンブラーや、挽肉を均一に攪拌してなめらかな舌触りを生み出すカッター。
ハムやウインナーの最後の仕上げに、蒸気や煙で熱を加えるスモークハウス。こうした様々な機械と、それを操作する職人たちの熟練の技が、サイボク直営工場には詰まっています。
2019年竣工の、生まれ変わった新工場では、新たに最新鋭のドイツ製機械と設備を導入し、より厳しい衛生基準を設けています。サイボクは豚肉のさらなる可能性と未来に向かって、本場のハム・ソーセージに近づけるための努力と挑戦を続けています。
伝統製法で作るハムやソーセージ
サイボクのハム・ソーセージ作りは本場ドイツで学んだ伝統製法ですが、日本人の味覚に合わせた繊細な味つけはサイボクならでは。
サイボクの職人たちが長年挑戦し続けている本場ドイツの国際食品品質コンテストでは、審査員のマイスターからなぜここまでの低塩分が実現できるのかと驚かれ、原料の豚肉の品質が群を抜いて良いという評価をいただいたこともあります。
原料となるお肉が美味しいからこそ、製品によっては塩分もスパイスもドイツの三分の一程度に抑え、豚肉そのものの味を最大限に生かして美味しく仕上げることができるのです。
サイボクは、ハム・ソーセージにも独自のブランド豚であるゴールデンポークの豚肉だけを使い、本場ドイツの伝統製法を用いながら、心を込めて日本の食文化に合う製品をひたすら作り続けています。